• 鈴木ひでひと

サムライブルーがんばれ!

お疲れさまです。


11月も残りわずかになりましたね。更新がままならないブログですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?朝晩が冷え込む季節ですがお変わりありませんか?

お越しくださいましてありがとうございます。寒いのがニガテなひでひとです。といっても、暑けりゃいいかっていうとそうでもないんですな。まぁわがままってことです、ハイ。


サッカーワールドカップ2022、カタール大会が始まっていますね。各国の代表が威信をかけて激突しています。そこで、わがサムライブルーが大金星をあげました。強豪ドイツに

2-1での逆転勝利!サッカーあんまり詳しくないアタクシでも、強豪国ドイツ相手にワールドカップ本大会での初の逆転勝ちを、あの「ドーハ」で成しえたのには感激しました。


もう説明するまでもないでしょう。


「ドーハの悲劇」


手中にしかけたワールドカップ初出場の切符がするりと手から離れてしまった、あの試合です。その「悲劇」を20有余年かけて我らがサムライブルーが悲劇を歓喜にかえたのです。

現代表監督の森保一氏はそのピッチに立ってプレーをしていたそうですね。その本大会で

相手は優勝候補ともいわれるドイツ。これ以上のドラマはサッカーマンガでも担当に「設定に無理がある!」と一蹴されそうです(笑)


サッカーに限らず、スポーツ界では「事実は小説よりも奇なり」が現実に起こることも時々ありましたね。アメリカ大リーグでは二刀流の大谷翔平選手の活躍、そして同じ花巻東高

出身の菊池雄星選手との対決。大相撲では、九州場所は休場していますが、照ノ富士関の奇跡の復活からの横綱昇進などなど。本人たちの努力はもちろんの事、支える人々の事も

忘れることはできません。


スポーツ選手に限らず、人間生きている限りは食べなくてはいけません。「食は命なり」と言ったのは江戸中期の観相学の大家、水野南北ですが、この言葉の意味は「飲食により

人の運命は変わる」という事だそうです。しかし、アタクシは料理人、食に携わる仕事をしています。その立場からこの言葉を考えますと、もう少し別の意味に捉えたくなります。

「食べるもので身体は作られる」至極ごもっともで当たり前っちゃあ当たり前ですが、なかなかいつも心にあるかというとそうでもありませんね。


若い頃はいいのでしょうけど、若い時でもエナジードリンクを飲みすぎたりスナック菓子やインスタント食品を食べすぎたりというのは、あまり良くない。年を重ねれば重ねるほど

食生活には気を配らなくてはいけないのは自明の理であります。アタクシもだんだんとそうなっているんですが、お肉を食べたくなくなるそうですな。なんでも胃がもたれる、翌日

がツライ、となるそうです。ですが、これ、食生活のバランスを考えるとあまりよろしくはないそうでして。動物性の蛋白質の吸収率は年齢を追うごとに低くなるそうです。つまり

年をとってもある程度の量の肉類を食べたほうがイイ、とのこと。もちろん肉ばっかりってのもよくないでしょう。お野菜、お魚ばっかりというのももちろん、バランスがよく

ありません。なんでもバランスよく、よく噛んで食べるのがイイそうであります。


茶懐石料理では、一度使った素材は2度使わないように、と言われます。もちろん例外とされる素材もありますが基本そんな感じです。とすると、ごく一般的な「正午の茶事」で

使われる素材は30品目を超えるようです。もちろん茶懐石料理は完全に日本料理ですので、あんまりお肉は使いません。しかし鶉、鴨、地鶏といった鳥類は使います。海のもの、

山のもの、里のものを旬とその日のお客様の好みや集まりの趣旨を取り入れて献立をくむ。そして「八寸」では亭主と客が適量のお酒を楽しむわけです。お酒も適量を嗜む程度

ならばいいのでしょう。良いはずですよ、きっと!そう信じて飲めば絶対イイに決まってる!!だから毎日飲んでも大丈夫!(笑)


茶懐石料理の話はまた後日に譲るとして、このようにバランスよく食べるようにできているわけです。天宏での「会席料理」でも、なるべく同じ素材を使わないよう心がけています。

それも、多くの種類の素材を使ってバランスよくしたい為でもあります。



前述したワールドカップでの日本代表の食事は専門の料理人がつとめているそうです。それもただお料理するだけでなく、選手たちの目の前で調理するそうです。これは選手も

嬉しいでしょう。いい香りと音で刺激されて美味しい食事が温かいまま食べられるとなれば、元気も出ますしいいプレーにもつながりそうです。そういった料理人のがんばりが

選手のみなさんを支えているかと思うと、ほんの少しだけ誇らしくもなったりします。あ、もちろん、アタクシがやってるわけじゃあないですから、まぁ違うかもですが苦笑



天宏の本館の会席料理では、最近焼き肴に「地鶏」を使っています。これまでは季節の魚を使っていたのですが、やはり食事のバランスとお客様のお好みも考えて取り入れました。

もちろん肉料理を外して、というご要望にもお応えしております。夏はさっぱりと塩焼きに青シソ風味の味付けをした大根おろしを添えて、今は照り焼きにして、粉山椒を仕上がりに振っています。柚子が黄色くなる頃にはその香りを添えるつもりです。



今日もここまでお読みくださってありがとうございました。次にお会いする時まで皆様にステキなコトがたくさん訪れますように。それでは、また。ごきげんよう。