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  • 執筆者の写真鈴木ひでひと

今年も残りわずか。

おつかれさまです。


師走とはいえ日中はずいぶんと暖かい日が続いています。

しかしながら朝晩はそれなりに冷えていますので、寒暖差での体調不良などが

ないように、自己管理しなきゃですね。


お越しくださいましてありがとうございます。えぇ、年内に更新できました。笑


今日は12月24日、クリスマスイブですね。とは言いましても和食屋さんにはそれほど

関係なく、どちらかといえば静かになるくらいです。飲食関連の同業者の集まりですと

公式な忘年会は11月中に行い、仲良しグループはこの時期に行ったりしました。

まぁ、イブに飲みに行ったところで、寂しいなんて言ってくれる年代ではなかったですが笑


暮れも押し迫り、いよいよおせち料理の仕込みなどが始まってまいります、一年の最後の

締めくくりとなる仕事ですので、気合も入りますし温度管理などの衛生面にも気を配らねば

いけません。美味しいと安全安心を常に両立しなければいけませんからね。


昨今ではインターネットの普及と食品保存技術の向上によって、おせち料理も随分と

様変わりしてきました。新聞やチラシ、スーパーマーケットにある広告のおせちを

見ても、おおよそ既製品で済ませていらっしゃるお店さんが多いですね。

そして、冷凍品のおせち。これはアタクシも実食してないので、迂闊なことは言えませんが

正直、お味の方はどうなんだろう?と思ってしまいますね。


並べて食べ比べれば違いが分かるのかもしれませんが、煮物などは解凍する際の「離水」で

味が変わってしまい、普段ご家庭で煮物などお料理する方には、冷凍品の違いが感じられる

かもしれません。


手前味噌ではありますが、天宏のおせちは手渡しで、もちろん冷凍ではありません。

そして、お年玉付き年賀はがきにお品書きをしてお渡ししております。お料理だけで

なく、その他の部分でも買ってくださった方々に、お楽しみが届くように、最初の年から

実施しております。



今日は黒豆の一日目の仕込みをしました。と言っても、水に漬けるだけで終わるのですが笑

明日は、灰汁で下茹で、灰汁抜き、一日目の蜜煮となります。蜜煮は二日、三日と分けて

行います。これを一気に濃い蜜で煮てしまうと、かたくシワの寄った豆になります。

ふっくらでツヤツヤ、薄味の蜜をたっぷりと含ませた黒豆はおせち料理の定番で花形です。



今年もいよいよこの時期がやってきました。



昨年初めてご予約いただいた方が、続けてお買い上げいただいたり、毎年のご常連さまも

いらっしゃいます。皆様の新年の食卓を少しでも華やかに、少しでも笑顔になるお手伝いが

できれば、料理人としてこれに勝る喜びはございません。





ここまでお読みくださってありがとうございました。

この次にお会いするのは年内最後か?新年か?笑 その時まで皆様にステキな事が たくさん訪れますように。それでは、また。ごきげんよう。



 




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