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  • 執筆者の写真鈴木ひでひと

今年も咲きます。

お疲れさまです。


一日ごとに季節が進んでいるようですが、今日は静岡県の東部では雷雨に霰が降ったそうです。春雷とでも言うのでしょうか?


お越しくださいましてありがとうございます。ひでひとです。日産自動車のカルロス・

ゴーン前社長の変装がアレですが、こちらは全く関係なく、毎度お馴染みののんびり進行でいきますのでどうぞごゆるりとご覧ください。


桜の開花も時期がいろいろあるのは、ご承知の通りで、例えば早咲きの河津桜の便りは随分早い時期に聞かれますね。


一般的にソメイヨシノの開花を言うのですが、この辺りでの開花はもう少し先ですね。

最近では気候のせいか、開花の時期が少しずつ変わっているようですが、それでも真夏に

咲くなんてぇ事はありませんな。



「年々歳々花相似 歳々年々人不同」


この時期になると思い出す言葉です。


ねんねんさいさいはなあいにたり さいさいねんねんひとおなじからず


毎年同じように花は咲くのですが、人は必ずしも同じ人と会えるわけではないですね。


昨年は同じ花を愛でていた人も今年は泉下の人となり、思い出の中となることも多いのです。蕾から開花にかけては華やかなので、人の目も引きます。しかし咲いた花は散るが定め、一斉に散る花もそうでない花もあります。開花にだけ喜ぶのではなく、落花にも感謝と次の出会いを願うのが大切だと昨年亡くなられた写真の先生に教わりました。


先生いわく「美しいものは誰が撮ってもそこそこに出来上がるけど、寂れていく無情さや儚なさを写真で表現する方がよっぽど難しいよ」





本当にその通りでして、青空を背景にしたハクモクレンの写真を見てもらった時には、

「曇り空でもう散りそうという瞬間を撮ってみれば?」とアドバイスをいただきました。

ご承知の通り白いハクモクレンを曇り空で撮影するのは闇夜のカラスみたいなもので非常にやっかいです。それに散り際というと花びらも傷が出てくるので、傷のない花を探し背景の扱いや光の加減など本当に苦労した思い出があります。




天宏の庭のハクモクレンの花が咲き始めました。蕾の量が少ないような気がしています。

開花の時期は今月中旬です。きっと写真の先生もあちらからカメラを持って来てくれると

思います。


そうそう、ご予約いただかなくてもお食事がお楽しみいただける別館「椿」で、桜の開花の時期に皆様にちょっとしたものを差し上げようと考えております。詳しく決まりましたら、またご連絡致します。


今日もここまでお読みくださってありがとうございました。この次にお会いする時までみなさまにステキなコトがたくさん訪れますように。それでは、また。ごきげんよう。

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