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  • 執筆者の写真鈴木ひでひと

こだわりの○○!

お疲れさまです。


今日の磐田市は、夕方にかなり強い風が吹いていました。「春は名のみの風の寒さや」

とはこのことで、夜になってずいぶん寒くなりました。気温の変化で体調不良になら

ないように気を付けたいです。いやアタクシは、もとより花粉症のクスリの副作用で

眠かったりダルかったりしているので、アレですが。


お越しくださいましてありがとうございます。ひでひとです。静岡のみならず、活躍

されているピエール瀧さんが逮捕されて広瀬アナどうする?ってドキドキしてます。



えー。こだわりの○○ってお話ですが。



アタクシ共のような飲食店に「こだわりの」っていう言葉を多く見かけるかと思います。

素材や調理法などに力を入れていますよ!っていうことですな。


野暮は言うなよって声が聞こえそうですが、そこをあえて。


では「こだわりの」って書かれてない部分はこだわってないのか?ってことなんです。

そんなコトはないハズです。もちろんこだわっているのですが、それ以上なんです。

という言い回しなのですね。


これだけインターネットが普及している時代では、程度の差こそあれネットをお店の

情報発信やコミュニケーションツールなどとして活用しているところが多いですね。

そして、その情報発信がすぐ来客増につながらなくても、お店のイメージ戦略として

有効な部分が多いはずです。今風に言うならば、公式で発信している情報があまり

「盛り過ぎ」でなければ、お客様には良い印象を与えることができるはずです。


SNSだけではなくウェブサイトなどで「行ってみたい」と思っていただけるように

お店ではこだわるはずですし、ご予約のお電話やご来店時のご挨拶や立ち居振る舞い、

店内外の手入れや調度品などなど…。数え上げればたくさんあるのですが、これら

全てを「こだわっている」と言っていいかと思います。何も高価な物や最上級のおもてなし

でなくても良いので、お客様に「気持ちよく過ごしていただく」ことが念頭にあれば

どのような「こだわり」が必要なのか、各お店での答えが出てくるはずです。


飲食店、レストランでも居酒屋でもバーでも料亭でも、そこにはお客様にとっては

「非日常」であるべきだと思っています。食べるという行為だけでは、生きるためだけ

みたいな味気ないものになってしまいがちです。とりあえず空腹を満たすだけなら、

今のご時世、ほぼ24時間お金さえあれば満腹にはなりますけど、それではあまりにも

せちがらいというか、むなしいというか、余裕がないというか…。そこで、お値段や

お店の個性にあった「非日常」で食事なりお酒なりを楽しんでいただきたいのです。

キレイなお姉さんとゆったりお話しながらグラスを傾けるのもいいでしょう。また、

気の合う仲間と楽しく過ごす時間も、料理人の腕前や季節の素材を楽しむ時間も

等しく「総合的に演出された空間で過ごす充実した時間」ではないでしょうか?

そしてお店側も、お客様にそんなひとときを過ごしていただきたいので、すべてに

「こだわる」のです。お店がそんなふうにいろいろとこだわっている部分があるって

いうのを、ちょっと気にかけて外食するだけで今までとは違った魅力を再発見できる

かもしれませんね。



前述した唄は「早春賦」


谷の鶯 歌は覚えど 時にあらずと 声もたてず


と続きます。良い歌詞ですな。朝晩、まだまだ気温が低いのでどうぞご自愛くださいませ。





今日もここまでお読み下さってありがとうございました。この次にお会いする時まで

皆様にステキなコトがたくさん訪れますように。それでは、また。ごきげんよう。








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